女子学生・女性卒業生・女性教員に聞くシバウラとは?
HARUKA SUZUKI 鈴木 遥香
デザイン工学部デザイン工学科生産・プロダクトデザイン系
TOMOMI MIURA 三浦 知美
株式会社日立製作所 勤務工学部機械機能工学科2018年卒業
MICHIKO OKANO 岡野 道子
建築学部建築学科准教授
専門的に突き詰めたい分野があるなら、女子だからという理由で諦めずに挑戦してほしいと思います。
オープンキャンパスで豊洲キャンパスを訪れたその日から、芝浦工業大学を第一志望校にしていました。緑が多く校舎もきれいで、すれ違う学生たちがキラキラと輝いて見えたからです。そんな憧れの大学で、最初に取り組んだのは友人づくりでした。もともと人見知り気味で人に話しかけるのには勇気が必要だったのですが、授業で隣に座った人や同じグループになった人に積極的に話しかけることで人脈が広がり、自身の成長を感じられたのが嬉しかったです。芝浦工業大学の魅力は“人”にあると思います。高校時代にやりたいことを決めて専門的に学んでいる人が多いため、自分の知らない分野に詳しい友人がたくさんできます。また、キャンパスごとに雰囲気が異なるのも新鮮ですし、女子も想像以上に多く学んでいます。本学は興味のあることや好きなことを実社会で活かせるように指導してもらえる大学です。専門的に突き詰めたい分野がある人は、女子だからという理由で諦めずに挑戦してほしいですね。
大学で環境エネルギー分野について学んだことが、今の会社を目指すきっかけになりました。
国内の水力発電所に関する技術営業に携わり、他部署や協力会社と連携しながらお客様のニーズに沿った製品を提供しています。自分の発言一つが、その後の計画や設計検討などに影響してしまうため責任を伴いますが、設計と営業をつなぐ技術者としてフロントに立ち、担当案件が無事完了した時には大きな達成感があります。 東日本大震災の際に住んでいた東北で2日間の停電を経験したことから、環境エネルギー分野に興味を持ち、学生時代は特に集中して学んでいました。授業で低炭素社会に向けた国内外の取り組みを事例に基づいて深堀できることが楽しく、発電の種類を学んだ上で新たな発電方法についてのプレゼンテーションを行ったことも今の会社を目指すきっかけとなりました。また、在学中、仲間と役割分担して行ったスターリングエンジンの設計・製作実習は現在の業務にも通じており、自分だけで解決できない時には他者のサポートを仰ぎながら問題に取り組む力を活かして日々業務に取り組んでいます。
個性豊かな教員と最新の施設設備の中で、学生たちは常に新たなことにチャレンジしています。
芝浦工業大学に入職したのは、建築における各分野の第一線で活躍されている多くの先生方から刺激をもらいながら、自分自身も成長できると思ったからです。また、未来の社会に求められる新しい思想をつくろうとしている建築学部は、自分の行っている活動が役立つ場だと思ったのも動機の一つです。実際に、現在は3つのコースの垣根を越えて多くの個性豊かな教員と接する機会が多くあり、本学は私にとって大変恵まれた環境です。 学生にとっても、最前線で活躍されている教員から学び、最新の施設設備の中で研究に取り組めるのはとても有意義だと思います。また海外の大学との交換留学プログラムが特に充実しているのも本学の特徴で、学生は幅広い知識を身につけながらモノづくりやデザインに取り組むことができます。そして、本学は工業系大学にも関わらず、大変明るく好奇心旺盛な女子学生が多くいます。好きなモノづくりに没頭したい、最先端の情報や知識を得たい、仲間と新たなプロジェクトに取り組みたいという方は、ぜひ私たちと一緒に学んでほしいと思います。